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2016-2017年度 活動報告

卓話「これまでの奨学生の生活で得たものや、

160928サンさん(米山奨学生)

 

 

 

 

 

 

「これまでの奨学生の生活で得たものや、

日本留学の成果などについて」

サンウィンモーさん(ミャンマー)

米山奨学生 世話クラブ:大東中央RC

(鈴木友晴米山奨学委員長紹介)

 

 

私はサンウィンモーと申します。大阪産業大学       経済学研究科     現代経済システム専攻の大学院2年生です。出身はミャンマーです。世話クラブは大東中央ロータリークラブで、カウンセラーは大阪産業大学 茶道部 裏千家教授 糸川千恵子先生です。

 

そろそろ、日本に来て6年目になります。日本に来る前にミャンマーの外国語大学で日本語を3年間勉強しました。その外国語大学を卒業した後、1年間銀行で働きましたが、やっぱり、自分の専攻と全然違う環境で働いていたので、日本語をどんどん忘れてしまいました。外国語大学はミャンマーで2つしかないので、そこで勉強するためには、故郷から離れて勉強しないといけないです。せっかく、他の町へ行って3年間勉強したので、日本語を忘れてしまうのがもったいないと思い、日本に留学することを決めました。

 

大学で日本語を専攻にしたのは、ミャンマーでは高校の成績によって、大学が決められたので、日本語を勉強することになりました。日本に留学する時は、母国で日本語を勉強したので、直接大学に入りました。そこから、大学の学部生として4年間在学し、2015年には大学院に進学し、今は大学院の2年生です。来年の3月には大学院を卒業し、4月からは、東京で就職する予定です。

 

大学院1年生の時から、米山奨学生になって、今年は2年目になります。最初に、世話クラブとカウンセラーとの関わりを言いますと、私は1ヶ月に1回例会に出席し、例会で10分間、私の近況を報告しています。クラブによって、例会に出席する回数が違いますが、私の世話クラブは1ヶ月に1回で、その時に、奨学金が渡されています。また、クラブの行事や活動などの時も招待されて、一緒に参加させていただきました。毎月例会に参加させたことによって、クラブの様々な職業の方々の職業に関しての様々なスピーチによって、色々なことを勉強させて頂きました。また、学校や研究などで得られない幅広い分野の人との交流や、日本の文化・習慣なども体験できました。また、留学生が出席しないといけない米山の奨学会の行事などがある時にも、いつもクラブの誰か(特にカウンセラーと会長)が一緒に参加してくださいました。毎回、クラブに出席するたび、いつもクラブの皆様は相変わらず暖かい笑顔で迎えられ、本当に家族のような感じがします。

 

はじめて、例会に出席する時、「どういう方々と出会うだろう、そんな偉い方々と交流できるだろうか」とずっと不安で緊張しましたが、優しくしてくれて、本当に感謝しています。

 

また、毎月する10分間のスピーチもだんだん慣れて来ました。前は人の前で話すのが苦手だった私は、今は平気で話すことができます。

 

このような色々な経験は普通の留学生活ではなかなか得られない宝物です。普通の留学生活では勉強やバイトだけですが、米山奨学生になることによって、様々な人と出会いや様々なことを勉強することができました。それは、これから卒業後社会に出た時、きっと役に立つと思います。

 

ロータリークラブは、私たち奨学生にお金の支援だけではなく、色々なことを体験させてくださいました。ロータリアンの皆様には本当に感謝しています。皆様、本当にありがとうございました。

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