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2015-2016年度 活動報告

卓話「会員増強の本質を考える ‘’ロータリアンの自信と誇り”

 

160224五味様

 

「会員増強の本質を考える

-ロータリアンの自信と誇り-」

 

 

地区研修委員

五味千秋氏(大阪心斎橋RC)

 

(柴山会員増強委員長紹介)

 

 

 会員増強は各クラブの喫緊の課題ですが、会員増強を進めるためには、会員一人一人がロータリー精神に溢れたロータリアンであり、クラブが活力に満ちた奉仕活動を行い、人々に自信と誇りを持って「ロータリーに入りませんか」と誘えるクラブでなければなりません。そのためには、常に自らを高め、親睦を通して仲間との友情と信頼を深め、クラブの連帯を強めることが必要であり、世の中を良くするための真の奉仕活動に取り組まねばなりません。

 ロータリー活動は親睦と奉仕が両輪であると言われますが、自らを高め、より良いクラブを創るためには、親睦と奉仕をより深く知ることが必要です。ロータリーの奉仕は、職業を通して世のため人のために尽くす職業奉仕が中核です。職業は奉仕であるとの考え方は極めて高邁な考え方で、ロータリーの金看板の概念です。私たちは「職業を通して社会に奉仕をしたい、人々の役に立ちたい」との思いをより高め、実践してゆかねばなりません。ロータリーにはもう一つの奉仕があります。国内外の困っている人々、弱き人々を助ける人道的社会奉仕です。職業奉仕、人道的社会奉仕を通して世のため人のために尽くす超我の奉仕こそロータリー活動の原点です。

 親睦は、超我の奉仕を実践するため、仲間との連帯を深め、より高きを目指して自分自身を磨くために必要なものです。ロータリーは学びの場であり、自己研さんの道場です。素晴らしい仲間との友情を通して互いに学び合い、人間として成長する場です。この世に生を受けたからには、人間としてより高きを目指したい、そのような思いを叶える場です。ロータリーとは奉仕を通して世の中をよくするために貢献し、仲間と学び合い、人間としてより高きを目指すことであり、これこそがロータリアンとしての誇りです。

 今、クラブ戦略計画の策定が進んでいます。ロータリーの原点であるロータリー精神と超我の奉仕活動は決して変えてはならないものであり、守り抜かねばならないものです。一方、我々を取り巻く環境の変化に対応し変えなければならないこと、新たに取り組まねばならないこともあります。多様性、柔軟性、刷新性をキーワードに、クラブに内在する問題、クラブを取り巻く外的要因を分析し、新しいクラブ像を打ち立てることがクラブ戦略計画の目指すものです。ロータリー精神あふれるロータリアンとしてクラブメンバーが成長し、より魅力ある奉仕活動を通してクラブに活力がみなぎり、より良い世の中をつくることに貢献することへの自信と誇りがあれば、会員増強も公共イメージの向上も結果としてついてくるものだと思います。

 「国があなたに何をしてくれるのかを問うのではなく、あなたが国のために何を成すことが出来るかを問うて欲しい」ケネディー大統領が就任演説で述べた言葉です。「大阪フレンドロータリークラブは素晴らしい」と胸を張って言えるクラブを目指し、クラブに何かを求めるのではなく、全ての仲間がより成長できるクラブにするために自分自身は何をすべきかを考えて頂きたいと思います。

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