卓話「観相学 ビジネスに活かすパーソノロジー」
2018年5月23日
「観相学 ビジネスに活かすパーソノロジー」
Resh代表
経営者のための開運アドバイザー
上野 順子 氏
日本で唯一の元ミス・インターナショナル日本代表の運命鑑定士
自営業、経営者の方々は、全ての決断を自分一人で行わなくてはなりません。
その心の悩みや迷いを社員には相談することができません。相談相手としては、取引の税理士の先生くらいではないでしょうか?
税理士の先生は税金に対してのプロフェッショナル。
事業の進め方や改善策などは、コンサルの先生。
でも、事業の適切な時期や、誰を登用すべきなのか?または、雇用についてなどは、人間研究をしている鑑定士が一番頼りになる存在ではないかと思っております。
経営者様の心の悩みを少しでも軽くしていくことのお役に立てればと願っております。
観相学とは観相学の歴史は古く、1500年以上前、中国で「人相学」として、禅宗の祖、達磨大師にまで遡ります。達磨大師によって編み出された人相学に脳科学の科学的根拠を加えて、確立されたものです。
それが、シルクロードを通り、インド、ヨーロッパ、エジプトに伝わりました。
「手相」がインドで生まれ、シルクロードを通って、中国に行ったのと反対の動きだったのです。
アメリカでは20世紀になってから、アメリカ裁判所で思案判事をしていた、エドワード・ジョーンズという人が、数千人の犯罪者の顔を観察し、犯罪者の顔の共通点に気づき、それを統計化されたのがパーソノロジーと言われます。
私達が周りの人を見分けるのは何を元にしているでしょうか?
アメリカの心理学者 アルバート・メラビアンが説いたことで広く知られる「メラビアンの法則」というものがあります。
第一印象とは、見た目から受ける印象が55%、声から受け取られる印象が38%、話の内容から受け取られる印象が、7%という割合で構成されています。
つまり、見た目がとても重要であるということです。声のトーンと表情で人は人を判断しているのです。それが、出会ってたったの6秒の間でなされているのです。
観相学を知ることによって、更にその自分の直感に、様々な要素がプラスされることで、より明確に相手を読み解くことが出来るのです。
手相では、相手の手を見せて頂く必要がありますが、観相学では相手の顔を見て、表情を観ているだけで、相手のことが判ってしまうのです。
相手がわかれば、その対応法も自ずと判ってきます。そうなれば、対人関係の無用な軋轢もなくなり、商談もスムーズに運べ、何よりも、初対面の時に、「良い相をされていますねぇ」なんて言う言葉で、相手を気持ちよくさせることもできます。褒められて悪い気がする人は居ませんし、それがデータから導き出されたものであれば、単なるお世辞とはいえません。
そこから、相手の初対面での心象を良く導き出すことが出来るでしょうし、心の距離も自然と近くなっていきます。
また、適材適所で人を使うことも出来るでしょう。
占い師だけではなく、この技術を広く経営者を始め、ビジネスマンや販売員、営業職、人事課の人たちに知っていただき、役立てていただきたいと願っております。
今回の卓話では限られた時間でありましたので、そのほんの触りの部分しかお伝えすることができませんでしたが、今後は、企業研修の一環として、「ビジネス編」「金運編」「愛情編」などと分けて話していきたいと思っております。
皆様の中で、ご興味がお有りの方は、お気軽にお問い合わせいただければと思います。
この度は、貴重な機会を賜りましたことを、金谷さまには深く感謝しております。誠にありがとうございました。