卓話「本能寺の変と大阪」
日時:2014年1月22日
卓話者:タケサン株式会社 代表取締役
武部一成様
演題:「本能寺の変と大阪」
(抜粋)
日本の約500兆円の中で、東京中心の関東が4,000万人の人口で約200兆円、関西は2,000万人の人口で約80兆円。大阪府は約40兆円弱。東京都は約91兆円。東京と大阪は差がありすぎます。これを知っていなければなりません。大阪の素晴らしいところは沢山ありますが、東京はそれだけビジネスのチャンスも大きいし、人・物・金が集まっているというのが現在なのです。
もう一つは、リニアモーターカーの問題があります。名古屋へは2027年、大阪には2045年に営業運転の予定です。東京から40分で名古屋、その後20分で大阪に着きますが、大阪にリニアが来るのは、名古屋の18年後です。インフラがそんなに違ったら、大阪はどうなりますか?JR東海は採算が取れてから大阪まで伸ばすということなのですが、それでは大阪は遅れるばかりです。政府を動かす皆さんの思いこそが大切です。
東海地区と関西地区のGDPは今殆ど変らなくなっています。まだ、見えていませんが、リニアのことも頭に入れておかないといけないと思います。
皆さんがここ「大阪」で生活し、産業を担っているわけですから、大阪をもっともっと大事にして、政治を動かしていかないと大阪の発展は望めないと私は思います。