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2015-2016年度 活動報告

卓話「今後の日本人学生があるべき姿と青少年交換プログラムの必要性」

2016年2月3日

160203ROTEX三木君

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「今後の日本人学生があるべき姿と青少年交換プログラムの必要性」

                    ROTEX(ロータリー交換留学生)

                               三木総一郎君(清風高校3年生)

 皆様こんにちは。2014年8月から2015年6月までの10ヶ月間ロータリー青少年交換プログラムの派遣学生としてアメリカ、カリフォルニア州、サンノゼという場所に派遣させていただいた三木総一郎と申します。

  10ヶ月という期間アメリカに派遣させていただいた事に対してロータリークラブの全ての方々に心から感謝の気持ちを申し上げたいと思います。このような機会を与えてくださり、本当にありがとうございました。今後この経験を十分に活かせるように常に日本のために何かできることがないかということを心に留めて精進していきたいと思います。

 今日は僕がロータリー青少年交換プログラムを通して経験した現地での暮らしや世界のロータリー派遣学生との交流から得た気づきから「国際化における今日の世界で今後の日本人学生はどうあるべきかそしてそれを踏まえて青少年交換プログラムがどれだけ重要なのか」についてお話させていただきます。

  グローバル化が進む今日の社会において世界がよりよくなっているとは限りません。しかし、今後の日本の未来を考える上で世界との繋がりは切っても切れません。そこで日本にとって一人でも多くのグローバル人材が増えることは大きな強みになることは間違いありません。つまり、将来の日本の担い手である私たち日本人学生は世界を見ることによって世界との共通感覚いわゆる国際感覚を身につけること、そして世界に誇れる日本独自の強みに気づくことが必要になります。

   しかし、最近の文部科学省のデータでは近年日本人学生の留学者数が減っていると言われています。またそこにはただ日本人が内向きという理由ではなく3つの障害があるということでした。その1つ目は語学力の不足、2つ目が費用の問題、3つ目が安全面の懸念です。これを知り、私はロータリー青少年交換プログラムは他のどの留学支援プログラムよりもこれらの問題の解決に繋がるのではないかと思いました。

   それは派遣生になるために資格試験が不必要であること、ロータリアンからの多額の寄付により派遣学生の費用負担が少ないこと、ロータリークラブのホストファミリーが暮らす地域は生活水準が高いことからです。そして、さらに私たち学生にとって素晴らしい事はロータリー青少年交換プログラムでは世界中の派遣学生と多くの交流の機会が持てることです。世界の友達が増えれば世界との関わりが増える、そうなれば、世界そして日本に対する意識が変わるのです。これが国際感覚の築きに繋がり、グローバル人材への1歩になると考えています。友達と話したいという思いは語学力向上へ、仲良くなりたいとう思いは外国人学生とのギャップを埋め、国際感覚を身につけたいという気持ちに繋がります。また、日本の派遣大使として世界の平和に貢献する事ができます。いかにこのプログラムが私たち日本人学生に重要であるかが分かります。

   日本から出なければ理解できないことや感じられないことは本当に多くあります。今後、自分も含めより多くの日本人学生が今後の日本の力となるグローバル人材になれれば日本の未来は明るいと思います。

 

 

 

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