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2012-2013年度 活動報告

卓話 安藤麻里様 前WBA女子世界ライトミニマム級チャンピオン

 前WBA女子世界ライト・ミニマム級

チャンピオン

安藤麻里様

 

「あきらめない心」

 

私は4年前の20歳でプロボクサーになりました。

19歳からプロになる為に本格的に練習や減量を始めました。

プロテストを受ける前から「やるからには、必ず世界チャンピオンになる!」という目標を心に決めていました。2月にプロテストに合格し、5ヶ月後の7月にプロデビュー戦に出場。

試合結果は判定負け。プロの洗礼を受けました。

2ヵ月後の9月に2戦目が決定し、その間必死になって練習しました。しかし結果は判定負け。デビュー戦から2連敗。

私は、「もうボクシング、辞めた方がいいのかもしれない。こんな状態で世界チャンピオンなんかなれない・・・」と自信を無くしていました。そんな時、フュチュールジム平山会長から「歴代の世界チャンピオンの中にも連敗から始まって、這い上がってきたチャンピオンもいるんだよ」とかけて頂いた言葉に心が動き、もう一度頑張ろうと練習を重ね、3戦目に出場しました。結果は判定勝ち。「ボクシング」とは程遠いケンカみたいな内容でしたが、気持ちで戦いきりました。初勝利の喜びは、今までに経験したことのない感情でした。

その試合以降、順調に勝ち上がって行き、2011年9月22日東京・後楽園ホールにてWBA女子世界ライト・ミニマム級初代チャンピオンになる事ができました。勝利した時、プロデビュー戦2連敗をして、あの時あきらめなかったのは、平山会長の言葉や毎日一緒に戦ってくれるトレーナー陣や先輩、家族、いつも私を支えてくれる全ての方々の支えがあったから、「あきらめないで良かった」と最後に笑うことができました。今思うと、あの辛い2連敗を経験してよかったと思えます。

私は、あきらめなければ、目標は達成できると信じています。

2012年2月の初防衛成功後の2012年9月16日の2度目の防衛戦は、日本人相手にタイトルを奪われました。しかし、私は再び世界チャンピオンに返り咲く日まであきらめずに頑張ります。また、タイトルを奪われた日の事を笑顔で「あの負けを経験したから今がある」とベルトを巻いて言えるように。

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